地方のアパートの間取りと家賃相場 相続税対策&投資に成功しやすいアパート建築比較ランキング

地方のアパートの間取りと家賃相場

地方アパート投資は現実的?

アパートを建設しようと考えている方の中には、東京23区のような大都市圏ではなく、地方でアパート経営をしようと思われる方も少なくないでしょう。アパート経営をする場合は都心を狙うように言われることが少なくありません。都心は人口が多く立地も良いため、高い収益率を見込めるからです。しかし不動産調査会社の「タス」の2016年9月時点の調査によると、東京都は人口も多いとともに空室率も高くなっています。その率は東京23区で34.74%です。実に3分の1が空室になっている計算です。この空室率は居住者の需要をさほど計算に入れていないアパートが増加したことや、相続税改正に伴う不動産投資の活発化によって供給が増えたことと関連しているため、「東京でアパートを立てても意味がない」ということではありません。とはいえ東京であっても、立地やニーズによってはアパート経営が難しい事を意味しています。この点を踏まえた場合、大切なのは「ある地域におけるニーズをしっかり把握して対策することだ」と言えます。地方は東京よりも活気がないとはいえ、ニーズを把握した経営をする限り、投資する価値があると言えます。

部屋の広さはどれくらいあると良い?

国土交通省が発表している「住生活基本計画」という資料では、健康で文化的な住生活を送るために必要な面積は、単身世帯で25平米となっています。これは約16畳の大きさです。これは最低限の大きさであり、豊かな暮らしを送るためには40平米、約26畳の広さが目安です。都心部において十分な広さの間取りを持つアパートを建設する事は容易ではありません。しかし地方の場合は取得費用が幾分か安くなるでしょう。地方のアパートにおける各間取りと家賃相場の具合をご紹介します。

地方のアパートの間取りと家賃相場

「HOME`s不動産投資 見える!賃貸経営」の情報によると(平成25年8月時点)、1R/1K/1DK、1LDK/2K/2DK、2LDK/3K/3DK、3LDK/4K/4DKの全ての間取りにおいて家賃相場が高かったのは東京でした。そして大阪・京都・兵庫の近畿地方の府県、愛知、福岡など都市部の相場が高いことが分かりました。それに対して地方部の多くでは、2LDK/3K/3DKの間取りにおける相場が6万円以下と、東京都の半額以下を記録しています。
1R/1K/1DKという小規模の間取りにおいては、北海道が3万円台後半、東北地方や北関東が4万円~5万円、埼玉や千葉が5万円、東京が7万円台、神奈川が6万円前後、北陸地方が4万円前後、山梨や長野などの甲信地方が4万円台、愛知が5万円近く、愛知以外の東海地方が4万円前後、京都・大阪・兵庫が5万円近く、奈良や和歌山、鳥取、島根、岡山、山口、広島などが4万円前後、四国は4万円未満、九州は4万円前後、沖縄は5万円近くという結果でした。
家賃相場はやはり地方が都心と比べて安くなる事が分かります。地方でアパート経営をする場合は、この相場を参考にしつつ、取得相場を合わせた利回りを知っておく必要があります。

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